もしもキミが物語の主人公だったら？Part.2【受付終了】

君を探す旅に出たい。昔、僕を置いて遠くへ行ってしまった君に。
君と会ったら伝えたいことがあるんだ。そしてこれまで君が見た景色や感じたことを教えて。
その後僕は君と一緒に旅へ出たい。
ずっと、君と生きたい。

私が主人公だったら大空を飛ぶ鳥になりたい。旅の途中で素敵な海や山、沢山の自然を目に写したい。今日を写すのはどんな色なのだろうか見てみたい。

暑い。ただ暑い。ぼーっとする意識の中、やっと出口を見つけたと思うと学校から1番のコンビニに入っていた。気づいたらアイスを手に取ろうとしていた、が…急に視界が歪んで…
どれだけ経っただろうか、目を開くと…青い。

どこをみても青。空も地面も青。 ふいに自分の手をみてみる。青い。
こんなに現実的じゃないのに驚かない自分はおかしいのかな。

昔からそうだった。反応が薄いし、無表情。
自分では笑顔のつもりだったのに。たくさんたくさん言われた。 そんな自分に友達なんてできるわけなかった。

でも今は自由だ。この世界は誰もいない。
この先に一体何があるのか歩く。
進んでも進んでも青。青しかない。
でもここで諦められない。


進んでいくと主人公は自分を見つけ、を取り戻しだんだん照らされる世界を眩しく感じ始める…そして気がつくと元の世界に引き戻される。しかし彼女の表情は明るく輝いていた。

ただ青い世界は彼女の心で少しずつ自分を見つけていく物語。そんな主人公になりたい。

あるところに、主人公がいた。
容姿学力共に平凡で、特別優れた才能があるわけでもない。
教室の隅で、少しの友達と笑い合っていられたら十分だと思っている。

ただの、\"主人公\"だった。

だが主人公には、昔から好きなことがあった。
それは、歌うこと。
自身の感情を乗せ、思うがままに言葉に出すのが、何より好きだった。

ある日、学校からの帰り道。
口ずさみ溢れた感情の欠片を、拾ってくれたクラスメイト。
彼も歌が、好きだった。

二人の足跡が交わった時、
小さな小さな世界は、動き出した。


物語の\"主人公\"になった私と、私を世界へ連れ出してくれた彼と。
私の見ていた、小さな小さな箱庭世界から、2人で飛び出す物語。


私がもし物語の主人公になることが出来たなら、新しい世界を見せてくれた、彼ともう一度出会いたい。

「勇気」を探す旅に出たいです。
強くなりたい。
本当の想いを、言葉にできるような人になりたい。
小さな声を、拾えるようになりたい。
丁寧に、人と接したい。
ちゃんと、目を見たい。
人と、真っ直ぐに、一生懸命に、関わりたい。
人を、人の心を、決してバカにしない人になりたい。
強さを。本当の強さを。
知っている人になりたい。
今は、こうやって文字にすることしかできていません。
私はダメな人なのかな、と何度も思いました。
言葉を、ちゃんとつくって、声にできないなんて。
なんて無力で、弱くて、芯のない人間なんだろう。
そう思いました。
けれど、それは違うかもしれないな。
最近、ある人のおかげで、そう思えるようになりました。
違うかも、なんて、逃げてるだけかもしれません。
主人公になったら、なんて、目をそらしてるだけかもしれません。
けど。この人生は、私の、私だけのものだから。
想いたいことを、想っていいかな、と感じるようにになりました。
だから。

私は、「勇気」を探して生きたいな、と思います。
いつか、この想いを、言葉にして、届けられるように。
「主人公」として。
私だけの、物語の。

もしも私が物語の主人公だったら、
「つらい」「くるしい」の助けを求める声や気持ちを身近でいい。
いや、自分自身でいい。
感じたい。
感じたことを歌にして、たくさんの人に伝えたい。
少しでも、その人心の支えになってほしいから。
少しでも多くの人の役に立ちたいから。