『それを世界と言うんだね』こども宣伝会議のキャッチコピーがPOPになったよ～🎊

続編や番外編などもあったら、必ず読みたいぐらい面白かったです！
謎解き要素もあり、最後は自分の予想よりもよい結末になっていて、感動するラストでした！

今まであまり気にとめず読んできた童話だけど、もう一度読んで、それぞれの登場人物の目線に立って、

どんな気持ちか、お話のその前、その後はどう過ごしていくのか、すごく想像したくなるお話だと思いました。

少女や王子の正体のヒントが物語のはじめからもうかくされていて、読み返した時に気づくことが多くて、何度読んでも飽きない。

登場人物がみんな個性的で読んでいて楽しい場面がたくさんありました。

王子様が頼れる人すぎた……！　管理局の謎にドキドキしながら読んでました！

二人のタッグが好きーー！

王子の正体と少女の本当の名前がわかったときは、

もう世界中の童話をひっくりかえして読みあさりたくなっちゃいました！

物語が進むたびに驚かされました！　

どんどん出てくる謎の答えがなかなかわからなくてドキドキしたし、答えにワクワクしました！

不思議な世界観、深まる謎にどんどんひきこまれました！　童話の見方が変わりました！

曲からここまで発想できる綾崎先生に感動しました！

「正体は誰なんだろう？」とページをめくる手が止まらなかったです。

もっとシリーズが続いてほしいと思ってしまいました。

心にのこったところは、最後の謎があかされるところです。

とうとう、謎に包まれていたことがあかされていく瞬間がドキドキして面白いからです。

読み終わったあと、まず思ったことは「すご……！」です。私の好きなキャラは雪の女王です。魔法が使えるところもカッコいいし、何を考えているかわからないミステリアスなところ、一見冷たそうに見えるが父のために力を使って幸せへの手助けをするところはぐっときました。

最後の、「僕が生きるのは、きっと、もう一度、何度でも、幸せな物語を描くためなのだ。」という文が一番好きで心に残りました。この世界に生きている人には必ず「生きている意味」があるんだろうなとも思いました。

物語の主人公たちが二人を出会わせて「キセキ」をおこした。そんな最大級の恋をみのらせた親指姫たちはすごいと思いました。

ぜひ映画化の検討をお願いします！